Ｑ．歯の銀行（ティースバンク）とは何ですか？

Ａ．親知らずや矯正治療で抜かなければならなくなった健康な歯を生きたまま保管し、将来歯を失ったときに再び口の中に戻すものです。

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Ｑ．すぐに歯を預けられますか?

Ａ．歯を抜く前に感染症の有無をチェックするため、血液検査が必要です。



Ｑ．どのように歯を保存するのですか？

Ａ．磁場を使った特殊な方法で冷凍し、その後はマイナス１５０度で長期保存いたします。



Ｑ．健康保険は使えますか?

Ａ．健康保険は使用できませんので、費用は患者様のご負担になります。



Ｑ．何年預けられますか？

Ａ．広島大学の施設にて２０年間、 最長で４０年間預けることができます。



Ｑ．誰でも大丈夫ですか?

Ａ．血液疾患、重度の全身疾患（重度の糖尿病や肝臓病など）をお持ちの方など適応にならない場合があります。

　事前に血液検査をおこなう必要があります


Ｑ．移植はいつでもできますか?

Ａ．冷凍保存をおもちの患者様が、虫歯や歯周病で抜歯される場合はご相談下さい。歯の銀行（ティースバンク）より、保存されていた歯を配送し、当クリニックもしくは広島大学病院にて移植いたします。



Ｑ．家族に移植できますか?

Ａ．歯の保存冷凍は将来ご本人様への再移植を目的としたシステムです。 患者様ご本人以外への移植はおこなえません。また、厚生労働省医薬食品局管理審査課より他人への歯の転用は禁止されています。

　移植は本人のみとなります


Ｑ．インプラントとの違いはなんですか？

Ａ．インプラントは人工物ですが、歯の銀行（ティースバンク）では自分の歯を使うことができます。インプラントには存在しない歯根膜という膜が存在するため、インプラントでは感じることのできない微妙なかみごたえを感じることができます。しかし、顎の骨の状態や患者様の年齢を考慮して適応症が広いのはインプラントです。

　　　　　インプラント

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Ｑ．移植した歯はすぐにかめますか？

Ａ．状態によりますが、通常は移植後２〜３週間でかめるようになります。



Ｑ．乳歯は冷凍保存できますか？

Ａ．乳歯は、永久歯が生えてくるときに歯の根が吸収します。移植歯に最も必要とされる歯の根がないため、冷凍保存はできません。



Ｑ．移植した歯は一生もちますか？

Ａ．再植した歯は、もともとあったご自分の歯と同じようにメンテナンスが大切です。状態が良いと一生もちますが、手入れが悪いと虫歯や歯周病になります。



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