アメリカンフットボールにおけるマウスガード

●アメリカンフットボールにおける外傷

関東学生アメリカンフットボール連盟外傷報告(820件)によると、マウスガードの効果が高いとされる脳震盪(のうしんとう)は3番目に頻度の高い外傷(98件、12%)でした。

アメリカンフットボールでは、ヘルメットとフェイスマスクの着用がルール化されているため、顔面の外傷の割合は比較的低いものとなっています。

アメフトにおける外傷状況外傷状況

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アメリカンフットボールにおけるマウスガード

アメリカンフットボールは体と体が激しくぶつかり合うため、外傷を受けやすいスポーツです。アメリカでは、あまりの死傷者の多さから競技禁止令が出たという歴史があるほどです。マウスガードの装着によって、口周辺の外傷や脳震盪の予防がはかれます。

一例として、関西学院大学ではマウスガード着用義務化の初年度はマウスガードの着用が徹底されていなかったため、マウスガード非装着者の44%に脳震盪、12%に歯牙破折、2%に舌咬傷が発生しました。一方で、マウスガード装着者は12%に脳震盪が発生したのみでした(下図)。

アメフトにおけるマウスガードの効果マウスガードの効果



マウスガードの色

日本アメリカンフットボール協会では、白、透明以外のマウスガードを装着するよう規定されているため、マウスガードを歯科医院で作製する際は注意が必要となります。

日本前罹患フットボール協会公式規則

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