舌小帯短縮症
舌小帯とは

舌小帯(ぜつしょうたい)とは、舌裏側から口の底に伸びているヒダのことをいいます。舌の運動機能の調節、舌が後ろに下がるのを防ぐ役割をしています。生まれたばかりの赤ちゃんは太く、短く、舌の先端まで伸びていますが、成長とともに舌の後方に移動、細くなります。

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舌小帯短縮症とは

舌小帯が短く、舌の動きが制限される状態を舌小帯短縮症といいます。発生頻度は正常分娩児の5%未満で、男女同程度~やや男性に多い傾向にあります。

種々の症候群の口の中の症状として発症するほか、唇顎口蓋裂は舌小帯短縮症が合併する割合が30%だったという研究報告もあります。

舌



舌小帯短縮症の症状

哺乳、発音(構音)、飲み込み(嚥下)の障害や不正咬合の原因になることがあります。その他には、成長の障害、英語の発音に不自由する、管楽器が演奏できないなどの症状があります。

乳児期では哺乳障害として、幼児期は舌足らずの発音のため、発見されることが多い傾向にあります。発音に関しては、サ行音、タ行音、ラ行音に影響があらわれます。小学生以降では、歯並びやかみ合わせの乱れの原因として指摘されることがあります。

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舌小帯短縮症の診断

診断方法はいくつがの方法があり、下記は東京医科歯科大学の研究者によって定められた検査基準です。1度は軽症3度は重症となります。

1度
口をあけたときに舌を持ち上げても口の天井(口蓋)に舌が届かない。舌の先端がくびれて2つ(ハート型)にみえるもの。

2度
舌を持ち上げてもかみ合わせの面(咬合平面)からわずかにしか上がらないもの。

3度
舌を持ち上げることがほとんど不可能なもの。





舌小帯短縮症の治療

以前は生後すぐに切除をおこなうこともありましたが、現在では哺乳に影響を及ぼすことは少なく、新生児、乳児に対して手術をおこなうことはほとんどなくなりました。

手術は負担がかかることから、まずは発音や舌の機能訓練をおこないます。手術をおこなうのであれば4~5歳以降、発達、発音(構音)の状態を考えて、総合的に判断しておこないます。

手術は軽症であれば局所麻酔をおこない、メスで切るだけの簡単な手術となりますが、重症で小児の協力が得られない場合は、安全性の点から全身麻酔での手術となります。

赤ちゃん

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治療をおこなう医療機関

舌小帯短縮症の治療は、歯科、小児歯科、小児科、小児外科、耳鼻咽喉科などの医療機関でおこなわれています。当クリニックでもご相談をお受けしていますので、お気軽にお問い合わせください。



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