新型コロナウイルス感染症による味覚障害（２０２０年４月２日）
●新型コロナウイルス感染症による味覚障害
新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ−１９）の発症初期に、においや味を感じなくなることがあります。ドイツで感染が確認された人の２／３以上に嗅覚障害が確認され、中国、韓国、アメリカ、イタリアなどでも同様の報告がされています。
日本でもプロ野球選手が発熱、せき、倦怠感といった症状が全くなかったにも関わらず、コーヒーやワインのにおいが感じられなかっただけで
国立がん研究センター中央病院に勤務する看護師２名も、発熱等の症状は全くないものの、においと味を感じなくなり、プロ野球選手のニュースを知り病院に相談。ＰＣＲ検査を受けたところ、３月２８日に陽性が確認されました。
新型コロナウイルスは鼻で多く増殖するとされ、鼻の奥にある嗅覚細胞が感染することで嗅覚の低下がおきます。味は食べ物のにおいからも感じ取るため、味覚障害がおきます。また、感染に伴う身体機能の低下によっても味覚障害がおきます。
関連するページ 味覚障害について 味覚障害の症状
●味覚障害の症状と治療方法
新型コロナウイルス感染症による味覚障害は、最初に「何を食べても味がしない（味を感じにくい）」といった症状がおき、嗅覚障害も同時にあらわれることが多い傾向があります。頭痛と味覚障害、空せきと味覚障害といった症状がおき、その後に発熱などの主症状があらわれることもあります。
感冒による味覚障害は、風邪（インフルエンザ）が治ってから味を感じにくい（感じない）ことに気付くことが多い傾向があります。多くは何もしなくても自然と味覚障害が改善されます。
一般的な味覚障害は、食生活の乱れ、薬の副作用による亜鉛の不足、ドライマウス（口腔乾燥症）、口腔カンジダ症といった口内の病気などによっておきます。嗅覚障害があらわれることはまれです。亜鉛の補充、食生活の改善などによって味覚障害が改善します。
カッコ内は中国５万６０００件の症例を調査したＷＨＯ報告書による、全症状に占める各症状がみられた人の割合。
関連するページ 味覚障害の治療
●味覚障害セルフチェック
味覚障害がおきても、新型コロナウイルスに感染しているとは限りません。下記に当てはまるのであれば、一般的な味覚障害等と思われます。
味覚障害の治療は急ぐ必要はありません。自然に治ることも多いため、様子をみて２週間以上がたっても症状が改善しない場合は医療機関を受診してください。
新型コロナウイルス感染症の可能性がある場合は、味覚障害の治療をおこなっている医療機関に最初に受診するのではなく、近くの「帰国者・接触者電話相談センター」（各自治体の保健所等）に連絡して受診先を相談するようにします。
外食やコンビニなどの食事が多い（一般的な味覚障害）
偏食が多い（一般的な味覚障害）
薬を複数服用している（一般的な味覚障害）
口が渇く（一般的な味覚障害）
口内が汚れている、歯科検診を受けていない（一般的な味覚障害）
ストレスがかなりある（心因性の味覚障害）
風邪をひいた、インフルエンザにかかった（感冒による味覚障害）
関連するページ 緊急・災害歯科医療情報 （新型コロナウイルス感染症情報）
味覚障害の治療を希望される方は、お手数ですが事前にご予約ください。また、初診日に味覚検査をおこなわないこともあります。予めご了承ください。
※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
交通アクセス・駐車場案内図（横浜市都筑区、港北区など近隣よりご来院の方）
青葉区・宮前区からのご来院（横浜市青葉区、川崎市宮前区からご来院の方）
小田急線沿線からのご来院（東京都町田市、川崎市麻生区、多摩区などからご来院の方）
横浜線沿線からのご来院（横浜市緑区、相模原市などからご来院の方）
南武線沿線からのご来院（川崎市中原区、高津区などからご来院の方）
広域路線図 広域道路地図（神奈川県、東京都からご来院の方）
新幹線・飛行機でのご来院（神奈川県、東京都以外からご来院の方）
関連するページ 味覚障害
新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ−１９）の発症初期に、においや味を感じなくなることがあります。ドイツで感染が確認された人の２／３以上に嗅覚障害が確認され、中国、韓国、アメリカ、イタリアなどでも同様の報告がされています。
日本でもプロ野球選手が発熱、せき、倦怠感といった症状が全くなかったにも関わらず、コーヒーやワインのにおいが感じられなかっただけで
国立がん研究センター中央病院に勤務する看護師２名も、発熱等の症状は全くないものの、においと味を感じなくなり、プロ野球選手のニュースを知り病院に相談。ＰＣＲ検査を受けたところ、３月２８日に陽性が確認されました。
新型コロナウイルスは鼻で多く増殖するとされ、鼻の奥にある嗅覚細胞が感染することで嗅覚の低下がおきます。味は食べ物のにおいからも感じ取るため、味覚障害がおきます。また、感染に伴う身体機能の低下によっても味覚障害がおきます。
関連するページ 味覚障害について 味覚障害の症状
●味覚障害の症状と治療方法
新型コロナウイルス感染症による味覚障害は、最初に「何を食べても味がしない（味を感じにくい）」といった症状がおき、嗅覚障害も同時にあらわれることが多い傾向があります。頭痛と味覚障害、空せきと味覚障害といった症状がおき、その後に発熱などの主症状があらわれることもあります。
感冒による味覚障害は、風邪（インフルエンザ）が治ってから味を感じにくい（感じない）ことに気付くことが多い傾向があります。多くは何もしなくても自然と味覚障害が改善されます。
一般的な味覚障害は、食生活の乱れ、薬の副作用による亜鉛の不足、ドライマウス（口腔乾燥症）、口腔カンジダ症といった口内の病気などによっておきます。嗅覚障害があらわれることはまれです。亜鉛の補充、食生活の改善などによって味覚障害が改善します。
| 新型コロナウイルス 感染症 |
風邪 インフルエンザ |
一般的な 味覚障害 |
|
| 主な原因 | ウイルス感染 | ウイルス・ 細菌感染 |
亜鉛不足 |
| 全身の症状 | 発熱（８７％）空せき（６７％）倦怠感（３８％）たん（３３％）息切れ（１８％）のどの痛み（１３％）頭痛（１３％） | 左記の症状 鼻づまり 鼻水 |
なし |
| 治療方法 | 感染症の治療 | 亜鉛の補充ほか | |
| 味覚障害 の症状 |
味だけでなく、においも感じなくなることが多い | 風邪等の治癒後に味覚障害に気付くことが多い | においが感じなくなることはまれ |
関連するページ 味覚障害の治療
●味覚障害セルフチェック
味覚障害がおきても、新型コロナウイルスに感染しているとは限りません。下記に当てはまるのであれば、一般的な味覚障害等と思われます。
味覚障害の治療は急ぐ必要はありません。自然に治ることも多いため、様子をみて２週間以上がたっても症状が改善しない場合は医療機関を受診してください。
新型コロナウイルス感染症の可能性がある場合は、味覚障害の治療をおこなっている医療機関に最初に受診するのではなく、近くの「帰国者・接触者電話相談センター」（各自治体の保健所等）に連絡して受診先を相談するようにします。
外食やコンビニなどの食事が多い（一般的な味覚障害）
偏食が多い（一般的な味覚障害）
薬を複数服用している（一般的な味覚障害）
口が渇く（一般的な味覚障害）
口内が汚れている、歯科検診を受けていない（一般的な味覚障害）
ストレスがかなりある（心因性の味覚障害）
風邪をひいた、インフルエンザにかかった（感冒による味覚障害）
関連するページ 緊急・災害歯科医療情報 （新型コロナウイルス感染症情報）
味覚障害の治療を希望される方は、お手数ですが事前にご予約ください。また、初診日に味覚検査をおこなわないこともあります。予めご了承ください。
※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
交通アクセス・駐車場案内図（横浜市都筑区、港北区など近隣よりご来院の方）
青葉区・宮前区からのご来院（横浜市青葉区、川崎市宮前区からご来院の方）
小田急線沿線からのご来院（東京都町田市、川崎市麻生区、多摩区などからご来院の方）
横浜線沿線からのご来院（横浜市緑区、相模原市などからご来院の方）
南武線沿線からのご来院（川崎市中原区、高津区などからご来院の方）
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新幹線・飛行機でのご来院（神奈川県、東京都以外からご来院の方）
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