Q.金属アレルギーとは何ですか?

A.銀歯、腕時計などの金属製品の装着、日用品、食物のなど金属に接触や摂取することで、顔や全身に湿疹、腫れなどの症状を発症するアレルギーです。

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Q.中川駅前歯科クリニックでは、子供の金属アレルギー治療をおこなっていますか?

A.おこなっています。お気軽にご来院ください。



Q.金属アレルギーの治療は予約制ですか?

A.予約制です。お手数ですが事前にお電話(045-910-2277)にてご予約ください。



Q.金属アレルギーの相談だけでもできますか?金属アレルギー予防のための食事や生活用品の相談はできますか?

A.できます。お気軽にご相談ください。



Q.金属アレルギーの症状にはどのようなものがありますか?

A.皮膚かぶれ、アトピー性皮膚炎、顔面湿疹などの症状があります。

アレルギー 足の湿疹



Q.口の中の銀歯が原因で皮膚がかぶれることがあるのでしょうか?

A.歯科材料による金属アレルギーは、口の中に症状はあらわれることはほとんどどなく、顔面、手足など全身の皮膚に症状があらわれます。

銀歯 銀歯(乳歯冠)



Q.患者さんは多いのでしょうか?

A.金属アレルギーの患者数は、予備軍も含めると日本国内に1000万人もいるとされています。ただし、気付いていない人がほとんどです。



Q.子供でも金属アレルギーになりますか?

A.金属アレルギーの多くは、子供のうちから金属に接していくうちにアレルギー体質となり、大人になって発症します。大人に比べると発症率は低いものの、子供でも金属アレルギーになります。

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Q.0歳児の子供がいます。0歳児でも金属アレルギーになることはありますか?

A.あります。



Q.子供が金属アレルギーにならないためには、どうすればよいでしょうか?

A.不必要な金属の接触を避けることです。虫歯予防につとめ銀歯になるような虫歯をつくらないことも大切です。

 歯科医院でのフッ素塗布(虫歯予防)



Q.金属アレルギーは完治しますか?

A.症状を和らげることはできますが、一度発症すると完治することはないとされています。



Q.母親の私が金属アレルギーです。子供に遺伝しますか?

A.遺伝することはありません。ご安心下さい。

母子 金属アレルギーは遺伝することはありません



Q.友人の子供にシルバー925のアクセサリーをプレゼントしようと思います。金属アレルギーは大丈夫でしょうか?

A.シルバー925には銀が92.5%含まれていますが、残りの7.5%は規定はなくアレルギーをおこしやすい金属が含まれていることがあります。スターリングシルバーであれば、残りの7.5%は銅と規定されていますので、比較的アレルギーをおこしにくいといえます。



Q.子供が安いピアスを買ってきましたが、材質にスズ、鉛、銅と書かれています。これって金属アレルギーになりますよね。

A.ご指摘の通り金属アレルギーになる可能性があります。アレルギーとは別に鉛は毒性がありますので注意されたほうがよいかと思います。



Q.5歳の子供です。小児科で金属アレルギーと診断されました。金属製品は身に着けていませんし、銀歯も口の中に入っていません。何か原因でしょうか?

A.砂場や食品の中に含まれる金属によって、金属アレルギーを発症することがあります。金属アレルギーが原因で、公園の砂場(ニッケル、クロムなどの金属を含有)で遊ぶと手が赤くなったり、チョコレート(同ニッケルなど)を食べると顔が赤くなるお子さんもいます。

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Q.1歳の子供です。金属製のおもちゃをよく口の中に入れているためか、口のまわりが赤くなっています。金属アレルギーでしょうか?

A.金属アレルギーの可能性もありますが、食物アレルギーなど他のアレルギーの可能性が高いと思われます。

おもちゃ 金属アレルギーの患者さんの多くは大人になってから発症します



Q.小学生の子供がいます。金属アレルギーの予防のために金属が入っている食品は避けた方がよいのでしょうか?

A.ほぼ全ての食品に金属が含まれているため、避けるのは不可能です。また、鉄や亜鉛など、身体に必要な金属もあります。お子様の成長のためにも、金属アレルギーでなければ、気にせずに摂取していくのがよいでしょう。



Q.アレルギーをおこしやすい金属は何ですか?

A.最もアレルギーをおこしやすい金属はニッケルです。クロム、コバルト、水銀もアレルギーをおこしやすい金属です。歯科金属では、上記以外にパラジウムがアレルギーを比較的おこしやすい金属です。

アレルギーをおこしやすい歯科金属 NHKでは左記の歯科金属がアレルギーをおこしやすいと放送

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Q.ニッケルは子供が装着する銀歯にも入っていますか?

A.一般に使用する銀歯にはニッケルは使用されていませんが、乳歯冠という種類の銀歯には使用されています。

EU ヨーロッパではアレルギー予防のため、ニッケルは使用制限されています

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Q.乳歯冠は金属アレルギーがないと聞いたのですが本当でしょうか?

A.残念ながら、乳歯冠による金属アレルギーはあります。乳歯冠を装着後にアトピー性皮膚炎を発症した症例、逆に乳歯冠を外すとアトピー性皮膚炎が完治した症例などが、歯科大学の研究により多数報告されています。

また、乳歯冠はフッ素により腐食して金属成分が溶け出すこと、乳歯冠から極めて多くのニッケルが溶け出すことが、歯科大学の研究により明らかにされています。

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Q.乳歯冠が装着されている場合は、歯科医院でフッ素を塗らないほうがよいのでしょうか?

A.乳歯冠に含まれるニッケルは、短時間の使用、低濃度のフッ素でも腐食して容易に溶け出すことが歯科大学の研究で明らかにされていますが、金属アレルギーがなければ虫歯予防のために歯科医院で定期的にフッ素を塗った方がよいでしょう。



Q.小児の虫歯治療において乳歯冠の使用頻度は高いのでしょうか?

A.当クリニックでは開院以来、全く使用していません。昔はよく使用されていましたが、全国小児歯科開業医会が会員に対しておこなった調査では、月1回以下の使用が46%と最も多く、今は小児専門の歯科医院でも使用しないことが多いようです。

× 乳歯冠は殆ど使用されなくなりました



Q.虫歯治療で銀歯は使用しないほうがよいのでしょうか?

A.虫歯治療においては、銀歯が必要なことはあります。かみ合わせの回復など、必要なときは銀歯を使用したほうがよいでしょう。



Q.乳歯でも銀歯ではなくセラミックスで治療したほうがよいでしょうか?

A.乳歯の治療はセラミックスが向いていないこと、セラミックスは高額の費用がかかることから、セラミックスよりも銀歯がおすすめです。



Q.金属アレルギーの子供がいます。金属を使用しないで虫歯治療をおこなってほしいのですが、可能でしょうか?

A.金属以外の材料で治療をさせていただくことは可能です。年に数人、同様のご要望があります。



Q.小児の金属アレルギーの治療は何科でおこなっていますか?

A.皮膚科のほか、歯科、小児科、内科、アレルギー科などでおこなっています。



Q.ラテックスアレルギーとは何ですか?

A.ゴム製品に含まれるタンパク質によるアレルギーです。歯科治療では、ゴム手袋(ラテックスグローブ)、ラバーダムシート(ゴムシート)により、皮膚かぶれ、口唇の腫れ、アナフィラキシーショックなどの症状がおきることがあります。

ラバーダムシート 小児が多いものの発生頻度はまれです

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Q.受診前に相談することはできますか?

A.メール、電話(045-910-2277)にてご相談をお受けしています。お気軽にご相談ください。


※金属アレルギーのご相談、治療をご希望の方は、お手数ですが事前にご予約ください。



※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
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小児の金属アレルギー Q&A

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