口の中に何かが入ったときにオエッとしてしまい、歯科治療が苦手な方は多くいます。この「オエッ」としてしまう反射を嘔吐反射(おうとはんしゃ)、専門的には異常絞扼反射(いじょうこうやくはんしゃ)といいます。

年齢では20〜30歳代が最も多く、女性よりも男性に多い傾向があります。本来は身体の中に入ろうとする異物を外に出そうとする無意識の防御反応ですが、この反応が強すぎると歯科治療が大変になります。



●嘔吐反射がある方の症状

軽症の方は歯型をとるときやレントゲン写真の撮影が難しいものの、他の歯科治療は問題なくできます。中等度の方は奥歯の歯科治療が難しくなり、重症の方はほぼ全ての歯科治療が難しかったり、歯ブラシの使用も難しくなります。嘔吐反射がある方の症状として下記があります。


主な症状
治療器具が口内に入ったり、水がたまるだけで気持ち悪い/歯型をとるときにオエッとしてしまう/レントゲン写真のフィルムを入れただけで吐き気がする/吸引器具(バキューム)がのどの奥にはいるとえずいてしまう/大きな口を開けているのがつらい/鼻で息するのが苦手で呼吸困難になる

嘔吐

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嘔吐反射の原因

嘔吐反射の原因としては局所的、全身的、心理的なものがあります。

嘔吐反射の予防対策として、歯科治療の前日は十分な睡眠をとり、体調を整えるようにします。また、歯科治療に対する極度な恐怖心は嘔吐反射を引きおこしますので、できる限りリラックスするように心がけます。


1)局所的な原因
口蓋垂、軟口蓋が長い/鼻やのどの病気/扁桃(扁桃腺)の病気/口内粘膜の病気/口呼吸

2)全身的な原因
疲労/睡眠不足/空腹/精神的な病気/貧血/糖尿病/甲状腺の病気

3)心理的な原因
歯科治療に対する不安、緊張、恐怖感/過去の不快な歯科治療の経験(診療を断られた、治療時に吐いてしまった、先生に怒られてしまった)

検診




中川駅前歯科クリニックの対策

当クリニックでは嘔吐反射のある方に対して、下記対策をおこなっています。歯科治療に対するご要望がありましたら、些細なことでも構いませんのでお申し付けください。


1)小さな器具を使用
治療用ドリルや歯型をとる器具はできるかぎり小さなものを使用することで、嘔吐反射をおきにくくします。

治療器具


2)状態を起こして治療
寝た状態での治療が大変な場合は、少し状態を起こした状態で治療をおこなうことにより嘔吐反射をおきにくくします。


3)笑気麻酔の使用
笑気(しょうき)麻酔は、不安や恐怖感を軽くして、嘔吐反射をおきにくくする麻酔です。リラックスして歯科治療を受けることができます。当クリニックでは、希望される患者様に笑気麻酔を使用した歯科治療をおこなっています。

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4)高次歯科医療機関のご紹介
当クリニックでは軽症〜中等症の嘔吐反射の方の歯科治療をおこなっていますが、重症の方は歯科大学病院など高次歯科医療機関をご紹介させていただいたり、連携して治療をさせていただいています。

高次歯科医療機関との連携例
虫歯の治療は高次歯科医療機関でおこない、定期検診は当クリニックで実施/全身麻酔が必要な治療は高次歯科医療機関でおこない、それ以外の治療は当クリニックで実施



※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
  交通アクセス・駐車場案内図(横浜市都筑区、港北区など近隣よりご来院の方)
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