●発作性片側頭痛とは
片側の顔面に突き刺すような激烈な痛みがおきます。女性に多く群発頭痛と症状は似ていますが、群発頭痛に比べると痛みの頻度が多く、有病率は5万人に1人程度で群発頭痛の1/50程度とまれな病気です。
病名は似ていますが片頭痛とは異なる病気です。
15%の人は歯の痛みがあり、最初に歯科に受診することも多くあります。
関連するページ 群発頭痛 片頭痛
●
発作性片側頭痛の特徴
1)痛みがおきる回数、時間
1日5回以上痛みがおき、1回の痛みは2〜30分ほどと群発頭痛に比べると短く、痛みは突然始まり、突然終わります。
2)痛みがおきる部位、痛みの特徴
片側の目のまわりを中心に、上あごの奥歯、耳の周辺が痛みます。痛みは激烈なため顔を手で押さえてかがみ込むことが多く、涙が出たり、鼻づまり、眼の充血がおきることもあります。群発頭痛とは異なり、飲酒で痛みがおきたり、睡眠中に痛みがおきることは少ない傾向があります。
●発作性片側頭痛の原因
原因は不明ですが群発頭痛と同じような要因で痛みがおきるとされています。
●
発作性片側頭痛の診断
診断は下記の「国際頭痛分類」をもとにおこないます。基準を満たすと発作性片側頭痛と診断されます。三叉神経痛の症状がみられる発作性片側性頭痛は「発作性片側性頭痛−チック症候群」といいます。
病気が知られていないために虫歯、顎関節症、副鼻腔炎などと診断されることもあります。また、症状が似ているために群発頭痛との鑑別が難しいことがしばしばあります。
群発頭痛の診断基準(国際頭痛分類第3版)
A.B〜Dを満たす発作が20回以上ある
B.重度の一側性の重度の痛みが眼窩部、眼窩上部または側頭部に2〜30分間持続する
C.以下のいずれか、もしくは両方
1.頭痛と同側に少なくとも以下の症状あるいは兆候の1項目を伴う
a)結膜充血または流涙 (あるいはその両方)
b)鼻閉または鼻漏 (あるいはその両方)
c)眼瞼浮腫
d)前頭部および顔面の発汗
e)縮瞳または眼瞼下垂 (あるいはその両方)
2.落ち着きのない、あるいは興奮した様子
D.発作頻度は大半で5回/日を超える
E.発作は治療用量のインドメタシンで完全寛解する
F.ほかに最適なICHD−3の診断がない
関連するページ 三叉神経痛 顎関節症 顎関節症を原因とする頭痛
●
発作性片側頭痛の治療
インドメタシン製剤が使用される薬で、この薬の服用により100%の患者さんが症状改善します。
※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
交通アクセス・駐車場案内図(横浜市都筑区、港北区など近隣よりご来院の方)
青葉区・宮前区からのご来院(横浜市青葉区、川崎市宮前区からご来院の方)
小田急線沿線からのご来院(東京都町田市、川崎市麻生区、多摩区などからご来院の方)
横浜線沿線からのご来院(横浜市緑区、相模原市などからご来院の方)
南武線沿線からのご来院(川崎市中原区、高津区などからご来院の方)
広域路線図 広域道路地図(神奈川県、東京都からご来院の方)
新幹線・飛行機でのご来院(神奈川県、東京都以外からご来院の方)
関連するページ 歯痛・顔面痛